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(14) 8月4日(金)Welcome back to Japan

 

⇐この写真は2010年9月カナリアンズの訪問活動後に撮った写真です。

 アンドレア先生は「老年学」の研究のため約4ヵ月間日本に滞在しました。その間シャンテの訪問活動に同行。当時60歳以上の会員は膨大な量のアンケートに協力したものでした。帰国前には研究発表会場のジェトロ(日本貿易振興会)にシャンテ会員を招待してくれました。現在は教授となりファッションと高齢者の密接な関係を研究中だとか。大学のサイトを覗くと、高齢者のファッションショー(水着まである!)やメイクして変わって行く様子など目を見張るほど!

  詳しくはこちら https://sites.usp.br/grupoeaps

このサンパウロ大学のサイトで見られる彼女は美しく素敵なプロフェッサーですが、私たちの印象はお茶目! 12年前、「私のふるさとの歌です。」とプラジルの歌を聞かせて下さったり、写真をバーチバチ撮ったり、「I love shopping」とバザーでしこたま買い込む姿が忘れられません。

 

 

  USAやイタリアなどいろいろな国に行っている彼女は日本が大好きで、今回はご主人と二人で3週間のプライベート旅行だそうです。でも滞在中ずっとこの猛暑でお気の毒~!

「シャンテの皆さんが覚えていてくださるのならぜひ会いたい!コロナ禍でも続けていたメンバーにハグしてあげたい!」と熱烈なメールを頂きました。

 この日彼女は12年前と同じようにすばるの会の活動に同行し、施設の近くの市民談話室でメンバーに歓待されました。会ったことのある会員は7人。「キモノを着てましたね」「赤いヘルメットでバイクに乗ってましたね」と彼女の記憶力に皆びっくり!

 通訳はもっぱらスマホ。たった1時間半でしたが、ポルトガル語と英語と日本語の飛び交う国際交流会となりました。

 

 ブラジルのホームで歌われる歌は?・・・サンバやボサノバ(若い人は歌わないらしい) 

 研究の成果は?・・・Fashion is important for seniors. どこの国でも高齢者は同じような無難な服装になりがち。きれいな服をを着てお化粧をすると生き生きと活動的に変わって行く。男性も同じ。貧困層では職を得られた人もいる。

 そのほか、ブラジルではコロナで沢山の人が亡くなったこと、大統領が変わって制度が変わったことなど新聞で知ったことが現実味を帯びて伝わってきました。

 日曜日に27時間かけてサンパウロに戻るそうです。「あなた方は私の誇りです。」嬉しい言葉を頂いてお別れしました。

 彼女は遠い国から突然やってきてシャンテに勇気と誇りをくださいました。彼女に恥じないように活動を続けようと思います。

 さあ、コロナを乗り越えた5年ぶりの活動再開、頑張らなくちゃ!(O)